【 開 催 日 時 】 平成24年6月6日(水) 

                  講演会:17時00分~18時20分/交流会:18時20分~19時30分

【 開 催 場 所 】 講演会&交流会:福岡合同庁舎本館6階 九州経済産業局 第2・3会議室

            アクセスマップ:http://www.kyushu.meti.go.jp/aboutmeti/access.htm

 

【交流会会費】 一般:500円  、学生:無料 (講演会のみ出席の方は無料です。)

★交流会では、企業パンフレット等を配布できる机を用意しますのでご希望の方はご持参ください★

 

【参加人数】 講演会:73名    交流会:46名

 

【プログラム】

1.冒頭挨拶およびK-RIPの活動紹介  担当:K-RIP

 
2. 第1プレゼンテーション
【講演者】:株式会社 本田電気 取締役専務 本田 好之 氏
【テーマ】: 『今から始めよう!省エネ対策「エコネット」で20%以上の消費電力削減を!』

【概要】

 昨今の夏場事情(連日35度以上の猛暑)を目前に、今から出来る省エネ対策「エコネット」設備についてご紹介いただきました。

 まず、「エコネット」とは、自社で改良を重ねて開発したネットであり、編み方や強度に工夫がされてます。

 事業所、病院、学校等おいて、「大型の室外機、折板屋根、屋根の上に設置している空調機等」をお持ちの皆様には朗報です!「エコネット」で覆うことにより、日陰を作ることで、20%以上の省エネを実現します。    

 冬場は、寒気から室外機を守りおだやかな空気にすることで、フィンの凍結を防止します。屋根タイプは、折板屋根の温度を下げることで、室内の温度上昇を抑制し、空調機への負担を減らすことで消費電力を削減します。

 安価で短期間の施工であり、省エネ効果が数値で実感できるため、イニシャルコストもひと夏で回収可能です。

 最後に、エコネットは各方面でも有効利用されています。例えば、畜産関係、学校や保育園等の砂場、プール場等で効果を発揮し好評を得ています。

 安価で施工期間も短く、さらに効果抜群ということで、参加者からは多くの質問が飛び交い、関心の高さが伺えました。

プレゼン資料

 
3.第2プレゼンテーション
【講演者】:九州大学大学院農学研究院 特命教授 中司 敬 氏
【テーマ】:『九大発! エコフィード(食品残さ飼料)を活用した資源循環型社会の構築について』

【概要】

 九州大学は新キャンパスの立地する糸島地域の自治体、公的機関・団体、企業、農家、住民との連携を図り、地域の持続的発展を目的として、資源循環型社会を構築するためのプロジェクト研究を行っています。

 今回、紹介していただいた研究は、地域の食品残さ等の未利用バイオマスから油温減圧式乾燥技術を用いて、環境に優しい“エコフィード”を短時間で製造することを可能にしました。糸島の豚に安定給餌することで、養豚から肉の消費まで、いわゆる地産地消の資源循環型システムの構築を目指しています。

 資源循環型社会形成への関心が高まるなか、非常に有益なプレゼンであり、参加者の関心を促すプレゼンでした。

※九州大学大学院農学研究院 特命教授 中司 敬 様はK-RIP非会員のため本HPへの講演資料の添付はございません。

 

【写真】

㈱本田電気 本田氏   

㈱本田電気 本田氏      九州大学大学院 中司氏     講演会の風景      交流会の風景

 

【お問い合わせ先】

■九州地域環境・リサイクル産業交流プラザ(K-RIP)  担当:金房、村田

   TEL:092-474-0042  FAX:092-472-6609  http://www.k-rip.gr.jp

■九州経済産業局 環境対策課  担当:鬼丸、宇野    TEL:092-482-5499