【 開 催 日 時 】  平成25年12日(木) 

                   講演会:17時00分~18時20分/交流会:18時30分~19時30分

 

【 開 催 場 所 】   講演会&交流会:福岡合同庁舎  本館 1階 大会議室A・B

             アクセスマップ:http://www.kyushu.meti.go.jp/aboutmeti/access.htm

 

【参 加 者】 講演会:44名 / 交流会:32名

 

【会   費】   無料 (ただし、交流会に参加する場合は会費500円  (学生は無料))

 

【プログラム】

第1プレゼンテーション

テーマ : 大地と呼吸する舗装 ~ くりんかロードの御紹介 ~

講演者: 株式会社 環境緑化保全コンサルタント 取締役営業部長 楳木 真一 氏

~概要~

  当社は特許工法「くりんかロード工法舗装」を中心に設計・施工を行っています。

 今回は石炭火力発電所から排出されるクリンカアッシュ(石炭を燃焼させた時に発生する石炭灰のうち、ボイラの底部に落下した塊状の石炭灰を脱水・粉砕させたもの)を舗装材として利用した「くりんかロード」について御紹介していただきました。

   「くりんかロード工法舗装」とは石炭灰を有効利用し透水・保水姓を兼ね備えた二層構造の舗装で、NETIS登録された当社独自の工法です。瞬く間に雨水を吸収し、その後体積の約50%もの保水が可能です。

    雨水を多量に「吸う」ことで洪水抑制の効果を発揮し、晴天になると保水した雨水を「吐く」、つまり蒸発させることで周辺気温を下げヒートアイランド現象の抑制に効果を発揮し「うるおい」を提供します。つまり自然状態の土地(土壌)と同じ「呼吸機能(吸・吐)」を果たすことにより、「安心」「うるおい」の「街づくり」に貢献できるのです。

 また保水能力以上の剰余水は緩やかに地中に浸透させることができ、機能的な雨水循環を育むこともできるのです。

 会場アンケートでは、「とても参考になった」、「更に詳しく知りたい」などの声が多く、さらには「製品を導入してみたい」といったお声もあり、今後のビジネスへの発展が期待されます。    

【講演資料】(株)環境緑化保全コンサルタント 

 

 

第2プレゼンテーション

テーマ :  ハウステンボス ~ そこは御社の環境技術の実証試験フィールド ~

講演者: ハウステンボス・技術センター株式会社 取締役 営業企画室長 鶴田 修一 氏

~概要~

   「ハウステンボス(以下HTB)」は、1992年の開業時から他のテーマパークと異なり「環境未来都市」をコンセプトに、水、電気、エネルギー等の様々な環境技術を取り入れてきました。その理念は国内外に広く認知され、現在ではHTBを都市と見立てた広大な環境技術の実証試験フィールドとして活用されており、国内外から最先端のノウハウが集まってきています。

   HTBの完全子会社である当社は施設内の設備管理等を行っていますが、その事業の一環として環境技術・製品の導入も積極的に行っています。

 さらに、同施設内で実証試験をしてその有効性が確認できたものについては、外部販売事業も展開しています。

 今回のプレゼンテーションでは、下記の2点をご説明していただきました。

(1) HTB(環境技術の実験試験フィールド)へ環境配慮型技術・製品を導入した後、当社が代理店となって外販を図るという事業モデルをご紹介し、活用して頂ける事業者様を募集します。

(2) 現在外販している「多機能塗料」について商品説明し、販売推進について提携していただける(塗装施工を行っていただける)事業者様を募集します。

 当日は活発な質疑応答が行われ、さらに会場アンケートでは「とても参考になった」「さらに詳しく知りたい」や「フィールドで実証してみた」といったお声も多く、交流会では熱のこもった商談が続きその列は最後までとぎれることはありませんでした。

【講演資料】ハウステンボス・技術センター(株)

 

 

【写真】

                  

(株)環境緑化保全コンサルタント 楳木氏     ハウステンボス・技術センター(株) 鶴田氏

 

                   

         講演会の様子                     交流会の様子

 

 

【お問い合わせ先】

■九州地域環境・リサイクル産業交流プラザ(K-RIP)  担当:松尾、嶋田

TEL:092-474-0042

■九州経済産業局 資源エネルギー環境部 環境対策課  担当:宇野、鬼丸

TEL:092-482-5499